車両紹介 キハ11形 小さな軽快型気動車は、太多線・高山線ワンマン列車の先駆け! |
国鉄時代から継承した旧型車の更新と、ワンマン運転区間拡大に伴い新たに導入された軽快型気動車。これにより、太多線ではワンマン運転を開始。後に高山線でも導入され、一部列車の運用に充当。
一時期は下呂・高山方面へも足を伸ばすこともあったが、美濃太田車両区配置車には、車内にトイレが設置されていないなどの理由から、高山線内での運用は岐阜~白川口間に限定されていた。
2015年、武豊線から転属されたキハ75形・キハ25形に置き換わる形で、太多線での運用終了を機に美濃太田車両区管内での運用を終了。
キハ40形よりも先に運用を終え、現在はミャンマー鉄道省や茨城県のひたちなか海浜鉄道に転属し、第二の人生を送っている。
車両データ (一部) | |||
製造年 | 1988年 (昭和63年) | ||
製造元 | 新潟鐵工所 | ||
軌間 | 1,067 mm | ||
最高時速 | 95km | ||
車体 | 普通鋼 | ||
行先表示 | 方向幕車 | ||
座席 | ボックスシート | ||
車内トイレ | なし (美濃太田車両区配置車) | ||
運用開始日 (美濃太田車両区管内) |
1989年(平成元年) 2月20日 | ||
運用終了日 (美濃太田車両区管内) |
2015年(平成27年) 3月13日 | ||
高山本線運用区間 | 岐阜駅 ~ 白川口駅 | ||
太多線運用区間 | 多治見駅 ~ 美濃太田駅 (全線) |
前面方向幕 | 車内のワンマン表示機 |
平日朝には4連の運用も存在した |