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土砂災害の恐れで・・・終日運転見合わせ (6月15日 月曜日
断続的な大雨の影響で、13日(土)の高山線では、下麻生駅から飛騨金山駅までの上下線で、午前10時頃から終日運転を見合わせました。 高山線での終日運転見合わせは、昨年10月の台風接近時以来で、2020年になってからは初めてのことです。

13日(土)の岐阜県内は、活発な梅雨前線や大気の状態が不安定になったことなどから、各地で断続的に激しい雨が降りました。 高山線沿線でも、下呂市や加茂郡白川町など美濃地方や飛騨地方南部の広い範囲で激しい雨が断続的に降り、沿線の一部では土砂災害が発生する恐れが高いことなどから、下麻生駅から飛騨金山駅の間で、午前中からしばらくの間、運転見合わせの状態となりました。
その後も天気の回復が見込めないことや、降り続く雨で土砂災害の危険性が更に高まっていることなどから、終日の運転見合わせを決めました。

更にその後、運転見合わせ区間内の岐阜県が施工している工事箇所にて、仮設物が線路側に傾いてきていることが確認されました。今のところ、この傾いてきていた仮設物による列車や線路などへの被害は確認されていないということです。

一部区間の運転見合わせに伴い、岐阜駅側からの白川口・高山方面へ直通する普通列車は、原則として下麻生駅で折り返す形となり、高山駅側からの普通列車も飛騨金山駅や下呂駅などで折り返す形となった他、飛騨金山~下呂間では、午前中に美濃太田駅まで折り返す予定だったキハ75形の車両(1編成2両 3406・3506)が取り残されたことから、午後の時間帯にも飛騨金山~下呂間に限り、キハ75形で運転する普通列車も登場しました。

岐阜駅~美濃太田駅間や太多線の普通列車では、代走などは無く、通常通りの車両で運転されました。一方、運転されていた美濃太田駅~下麻生駅間では、一部所定と異なる車両による運用も発生しました。 また、特急ワイドビューひだについても、美濃太田駅や高山駅で運転を取りやめる列車や全区間運休となる列車も発生しました。

この運転見合わせは13日(土)終日に続き、14日(日)の始発列車からは通常通りの運行に戻りました。

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