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車内ATSの不具合 わずか一駅で運転打ち切り (8月30日 日曜日
30日午前、太多線を走る普通列車の車内安全装置・ATSに不具合が見つかった影響で、当該車両での列車の運転が途中で打ち切られました。

30日午前10時すぎ、太多線・美濃太田駅~美濃川合駅 間を走行していた、キハ75形3208・3308編成が、駅間の線路上にて緊急停止しました。乗務員によると、車内安全装置・ATSに異常が見つかり、5分程度、点検や関係各所への連絡等を行った後、運転を再開しましたが、その後、再度異常が見つかり運転停止となり、停止後の安全確認でも改善が無かったことなどから、列車は最初の停車駅である、美濃川合駅で運転を打ち切りました。

当該の列車は、美濃太田駅を午前10時6分に発車した、太多線3620C列車・ワンマン普通列車の多治見行きで、異常が見つかった車両としては、30日では最初の営業運転の列車でした。

美濃川合駅で運転が打ち切られた後は、多治見駅まで回送された後、多治見駅から折り返しのワンマン普通列車・美濃太田行きとして再び営業運転に就きました。31日以降、運用に就くかは不明です。

当該列車の車内には乗客30名ほどが乗車しており、乗客は美濃川合駅で降車となった後、後続の3622C列車(キハ25形P5編成)に乗車し、可児・多治見方面へ向かいました。 なお、このトラブルの影響により、太多線では列車のダイヤが大幅に乱れ、先述の3622C列車は多治見駅に30分以上の遅れで到着した他、通常は直通運転が行われている高山線でも、一部列車に運休や遅れ、運用変更等が行われました。

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