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トピックス Vol.008
【昭和のダイヤを見てみよう! 太多線編】

皆さん、自宅生活をどのようにお過ごしでしょうか? 思うように乗り鉄・撮り鉄が出来ず、もどかしい日々をお過ごしの方も多いと思います・・・。

そこでと言ってはなんですが・・・ 当サイトではそんな在宅時の少しでも楽しみにしていただければ・・・と思い、今までになかった企画をいろいろ始動させております・・・! そのうちの1つ(今回に限らずなんですが・・・)。昔と今の時刻を比較していく企画も(シリーズ化も視野に・・・w)していこうと思い立ち、今回特集で組んでみました!

今回は、昔も昔・・・昭和の国鉄時代の時刻と現在の時刻を比較し、国鉄時代のダイヤを現代版で置き換えてみたらどうなるのか・・・という企画をお送りしていきたいと思います。

今回は太多線編! ということで、昭和の太多線と令和の太多線の時刻を比較していきます!


【1】 比較するのは・・・

【2】 昭和と令和の主な違い


【3】 下り列車(多治見→美濃太田) 昭和と令和で比較

【4】 上り列車(美濃太田→多治見) 昭和と令和で比較

【5】 昭和のダイヤを現行に置き換えてみたら・・・(下り)

【6】 昭和のダイヤを現行に置き換えてみたら・・・(上り)

【7】 まとめ・今後


◆ 比較するのは・・・

今回比較するのは、1964年昭和39年)の時刻と、現行の2020年令和2年)の時刻。 奇しくも国際的なスポーツ大会が行われる(予定だった)年同士となります。

56年前では、列車の本数もかなり様変わりしておりますが・・・ 56年前のダイヤ現行ダイヤに当てはめるとすると、どの列車になるのか?そして、56年前のダイヤを現行の時刻に置き換えると、どうなるのか!? いろんな角度で昔のダイヤを振り返ってみたいと思います!

ちなみに参考文献は・・・ 書店でも発売されております。 JTBのムック本 『時刻表 完全復刻版 1964年10月号』になります。

 沿線以外にも今ではありえない!?列車や時刻も満載です。

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◆ 昭和と令和の主な違い

1964年昭和39年)当時は、現在では主体となっている『ワンマン運転』がまだ行われていません。 そのため、列車番号についてはほぼ全ての列車において『D』で統一されています。

ほぼ全て・・・ というのは、実はこの当時の太多線では1本だけでしたが、蒸気機関車が運転されていたのです。営業列車としては上り列車1本のみでした。(どの列車かは後ほどご紹介します・・・)

更にこの当時は、平日、土曜・休日でダイヤがほぼ共通でした (一部 休日運休となる列車があるのみ)。

またこの当時は、一部の駅を通過する列車が複数ありました (現在はすべての列車が各駅に停車します)。 現行ダイヤへの置き換え(再現)では、その駅の通過についても反映させたいと思います・・・。

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更に、当時は可児駅が『広見駅』という名前でした。 というのも当時、可児市はまだ存在しておらず、可児郡の複数あった町のひとつ、可児町の玄関駅でした。
更に可児町になる前(1955年1月以前)は、広見町という町であり、駅自体もかつてはその広見町(現在地とは異なる場所)に存在していました。

駅は広見町時代の1928年に現在地に移転し、1930年には当時共同仕様していた、現・名鉄新可児駅から独立しました。
移転後も広見駅のままでしたが、1982年の可児市制施行に合わせ、現在の『可児駅』に改称されました。

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◆ 下り列車(多治見→美濃太田) 昭和と令和で比較

それでは、昭和と令和の太多線の時刻を比較してみましょう。 左側が昭和(1964年)の時刻、右側が令和(2020年)の時刻です。
(※現行ダイヤは平日の時刻となっています。)

太多線・下り (多治見→美濃太田)
1964年(昭和39年) と 2020年(令和2年)の時刻表 【平日】
1本目 2本目 3本目 4本目 5本目  
列車番号 411D xxxx 413D 601D 415D 605D 417D 609D 419D 613D 列車番号
多治見 発 516




622 622 703 659 746 745 826 821 多治見
小泉 〃 522 627 627 708 705 753 749 831 828 小泉
根本 〃 630 630 711 708 757 753 834 831 根本
姫 〃 529 635 634 717 714 805 758 841 836
下切 〃 638 637 721 718 808 801 844 839 下切
広見(可児) 〃 535 644 642 728 726 813 808 850 847 広見(可児)
美濃川合 〃 648 646 732 730 817 812 854 851 美濃川合
美濃太田 〃 541 652 649 736 734 821 815 858 854 美濃太田
終 着 終 着

まずは朝の下り列車。 なんと、今は存在しない5時台の下り列車が存在!更に、始発からいきなり一部駅通過の列車が・・・。
ちなみに通過する3駅は、いずれも列車交換のできない1面1線の駅ですね・・・。


太多線・下り (多治見→美濃太田)
1964年(昭和39年) と 2020年(令和2年)の時刻表 【平日】
6本目 7本目 8本目 9本目 10本目  
列車番号 216D 617C 421D 623C 423D 629C 425D 631C 427D 635C 列車番号
多治見 発 928 921 1042 1054 1236 1255 1355 1345 1443 1454 多治見
小泉 〃 933 926 1047 1100 1241 1300 1400 1350 1449 1458 小泉
根本 〃 937 929 1050 1103 1245 1303 1404 1353 1452 1501 根本
姫 〃 942 934 1056 1107 1251 1308 1409 1359 1501 1506
下切 〃 938 1059 1111 1254 1311 1412 1403 1504 1509 下切
広見(可児) 〃 948 943 1103 1115 1259 1315 1416 1409 1511 1515 広見(可児)
美濃川合 〃 952 947 1108 1119 1303 1319 1421 1413 1516 1519 美濃川合
美濃太田 〃 956 951 1111 1123 1308 1323 1424 1416 1520 1523 美濃太田
終 着 岐阜
1045
岐阜
1036
岐阜
1202
美濃白鳥
1508
岐阜
1402
岐阜
1502
終 着

ラッシュが終わった午前中から昼過ぎにかけての時間帯。現行ダイヤならこの間に10本の列車が運転されていますが、1964年当時はその半分・5本のみが運転されていました。そして、岐阜駅直通の列車が主体の現在と比べると、太多線内のみの列車が大多数を占めています・・・。

そんな中・・・注目は、8本目の423D。行先は・・・美濃白鳥行き! 当時は関市や美濃市方面も国鉄越美南線で太多線とも同じ国鉄の路線でした。
越美南線は現在、長良川鉄道となり、高山線JR化後もしばらく残っていた直通運転もすっかり廃止されましたので、まさに懐かしの系統・・・でしょうね。


続いては、午後~夕ラッシュ時にかけての時間帯。

太多線・下り (多治見→美濃太田)
1964年(昭和39年) と 2020年(令和2年)の時刻表 【平日】
11本目 12本目 13本目 14本目 15本目  
列車番号 429D 637C 431D 643D 433D 645D 224D 651D 435D 655D 列車番号
多治見 発 1532 1521 1700 1653 1735 1729 1838 1832 1919 1912 多治見
小泉 〃 1537 1529 1705 1658 1741 1737 1844 1838 1924 1919 小泉
根本 〃 1540 1532 1709 1700 1745 1741 1848 1841 1927 1922 根本
姫 〃 1546 1536 1715 1706 1751 1748 1855 1849 1933 1931
下切 〃 1540 1717 1709 1754 1752 1858 1853 1935 1935 下切
広見(可児) 〃 1553 1544 1724 1714 1801 1758 1904 1858 1940 1941 広見(可児)
美濃川合 〃 1557 1548 1728 1718 1805 1802 1908 1902 1944 1945 美濃川合
美濃太田 〃 1601 1552 1732 1722 1809 1806 1912 1905 1948 1949 美濃太田
終 着 岐阜
1807
岐阜
1949
岐阜
2031
終 着

11本目は昭和でも前の列車からそんなに時間が開いていないことからかは不明ですが、下切駅を通過しております。現在も太多線内では利用客が少なめな下切駅。当時からも少なかったのでしょうか・・・?

そして、夕方の時間帯も現在の半分程度の本数で運転されており、現行ダイヤでのこの時間帯の本数は10本です。


そして、最終列車までの時間帯。

太多線・下り (多治見→美濃太田)
1964年(昭和39年) と 2020年(令和2年)の時刻表 【平日】
16本目 17本目 18本目  
列車番号 437D 663C 439D 667C 441D 673C 列車番号
多治見 発 2033 2031 2111 2110 2228 2232 多治見
小泉 〃 2038 2038 2116 2116 2233 2237 小泉
根本 〃 2041 2041 2119 2119 2236 2240 根本
姫 〃 2047 2047 2125 2127 2243 2245
下切 〃 2049 2051 2129 2131 2246 2248 下切
広見(可児) 〃 2054 2056 2133 2136 2251 2253 広見(可児)
美濃川合 〃 2058 2100 2138 2140 2255 2257 美濃川合
美濃太田 〃 2102 2104 2141 2143 2259 2300 美濃太田
終 着 岐阜
2230
岐阜
2342
終 着

20時台以降は、約1時間に1本間隔で運転されており、最終は多治見駅 22:28発。 現行より1時間以上早く設定されていました (現行の最終は23:46)。

また、夜の列車は偶然にも!?駅によっては現行ダイヤと同じ時刻に発車する列車もありました・・・。それ以外の駅でもこの時間帯の差異は5分以内で収まっており、現行ダイヤと昔のダイヤがよく似ている(?)時間帯だったりもします。

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◆ 上り列車(美濃太田→多治見) 昭和と令和で比較

続いては上り列車。 左側が昭和(1964年)の時刻、右側が令和(2020年)の時刻です。
(※現行ダイヤは、平日の時刻となっています。)

太多線・上り (美濃太田→多治見)
1964年(昭和39年) と 2020年(令和2年)の時刻表 【平日】
1本目 2本目 3本目 4本目 5本目  
列車番号 412D 600D 414D 604D 416D 608D 340(キ) 610D 418D 612D 列車番号
始 発 岐阜
625
始 発
美濃太田 発 545 544 616 618 657 655 717 718 747 740 美濃太田
美濃川合 〃 548 620 622 701 659 722 751 744 美濃川合
広見(可児) 〃 552 551 625 626 707 703 727 727 756 749 広見(可児)
下切 〃 556 630 631 712 709 732 801 753 下切
姫 〃 559 559 636 635 718 713 735 739 806 757
根本 〃 604 604 642 640 724 718 743 744 812 803 根本
小泉 〃 608 607 646 645 729 722 754 749 816 807 小泉
多治見 〃 612 612 651 650 733 727 801 753 820 811 多治見

朝のラッシュ時間帯。現行ダイヤでは7本運転されている時間帯ですが、この当時は5本。 更に通過駅のある列車が2本あります。
ただし、下り列車と違うのは通過するのが美濃川合下切の2駅。下り始発列車が通過する根本駅には、上りは全ての列車が停車しています。

上りの始発列車の時刻は現行ダイヤとほぼ同じですね。 そして、4本目の340列車は、(当時の)太多線唯一の機関車登場です!!
各駅停車ではないとはいえ、美濃太田駅から多治見駅までの所要時間44分。 各駅停車の列車より時間がかかっております・・・。


太多線・上り (美濃太田→多治見)
1964年(昭和39年) と 2020年(令和2年)の時刻表 【平日】
6本目 7本目 8本目 9本目 10本目  
列車番号 420D 616C 422D 618C 217D 622C 424D 626C 426D 628C 列車番号
始 発 岐阜
811
岐阜
906
岐阜
908
岐阜
1045
岐阜
1215
始 発
美濃太田 発 825 840 907 901 957 1006 1141 1124 1236 1251 美濃太田
美濃川合 〃 844 911 905 1010 1145 1128 1255 美濃川合
広見(可児) 〃 832 849 916 910 1004 1014 1150 1131 1242 1259 広見(可児)
下切 〃 853 920 914 1018 1156 1136 1304 下切
姫 〃 840 858 924 918 1010 1021 1159 1139 1253 1309
根本 〃 845 903 929 923 1015 1026 1205 1144 1258 1314 根本
小泉 〃 849 906 934 926 1019 1029 1209 1147 1301 1318 小泉
多治見 〃 854 910 938 931 1023 1034 1215 1152 1306 1323 多治見

午前からお昼の時間帯は、当時は1本おきに通過駅のある列車があり、いずれも美濃川合下切の2駅を通過。根本駅には引き続き全ての列車が停車しています。

また、8本目は今も昔も岐阜駅から直通されており、岐阜駅の発車時刻もほぼ同じ。ですが、太多線内での(先述の一部駅)通過運転もあってか、多治見駅には若干早く到着します。ただし、この当時の岐阜駅からの直通列車は今よりも大幅に少なく、ここまでの10本中、わずか1本のみになっています。

ちなみに、9本目の列車ですが・・・ 現行の626C628C美濃太田12:03発)の合間くらいの時間に運転されていたことから・・・微妙な差ではありますが、626C列車を比較対象とさせていただきました。


太多線・上り (美濃太田→多治見)
1964年(昭和39年) と 2020年(令和2年)の時刻表 【平日】
11本目 12本目 13本目 14本目 15本目  
列車番号 428D 630C 430D 634C 432D 640D 223D 642D 434D 650D 列車番号
始 発 岐阜
1241
岐阜
1345
岐阜
1551
始 発
美濃太田 発 1310 1324 1439 1435 1609 1605 1637 1637 1748 1750 美濃太田
美濃川合 〃 1314 1328 1443 1439 1613 1609 1641 1641 1752 1754 美濃川合
広見(可児) 〃 1319 1332 1449 1443 1618 1614 1646 1649 1802 1758 広見(可児)
下切 〃 1323 1336 1454 1447 1622 1619 1651 1654 1806 1803 下切
姫 〃 1327 1340 1458 1451 1626 1622 1655 1705 1810 1807
根本 〃 1332 1345 1503 1455 1631 1626 1700 1709 1815 1812 根本
小泉 〃 1336 1350 1508 1459 1635 1629 1706 1712 1819 1816 小泉
多治見 〃 1340 1355 1512 1503 1640 1634 1710 1717 1824 1821 多治見

午後からの時間帯は、昔も今も途中駅を通過する列車はありません。夕方にかけてのこの時間帯、現行ダイヤでは当時の倍にあたる10本が運転されています。

また、14本目は美濃太田駅の発車時刻が同時になっていますが、列車交換待ちの時間が短めになっているこの昭和のダイヤのほうが多治見駅に早く到着しています。


太多線・上り (美濃太田→多治見)
1964年(昭和39年) と 2020年(令和2年)の時刻表 【平日】
16本目 17本目 18本目 19本目 20本目  
列車番号 436D 654D 438D 662C 440D 668C 442D 670C 229D 674C 列車番号
始 発 岐阜
1745
岐阜
2037
岐阜
2045
岐阜
2200
岐阜
2215
始 発
美濃太田 発 1837 1831 1951 1950 2106 2110 2123 2127 2240 2301 美濃太田
美濃川合 〃 1841 1835 1955 1954 2110 2114 2127 2131 2244 2305 美濃川合
広見(可児) 〃 1846 1840 2000 1959 2115 2118 2134 2136 2252 2309 広見(可児)
下切 〃 1850 1844 2004 2004 2119 2123 2139 2140 2256 2313 下切
姫 〃 1854 1849 2008 2008 2125 2127 2143 2145 2300 2318
根本 〃 1859 1854 2013 2013 2130 2132 2148 2150 2305 2322 根本
小泉 〃 1903 1900 2017 2017 2133 2137 2151 2156 2309 2326 小泉
多治見 〃 1907 1904 2021 2022 2138 2141 2156 2200 2313 2330 多治見

続きでご覧の方はお気づきかもしれませんが・・・ 実は1964年当時では、上りのほうが営業列車は2本多いのです! ちなみに、現行ダイヤでは下り列車のほうが営業列車の数が(1本)多いため、ある意味、状況が逆転しています。

時刻を見てみると・・・17本目が昔と今でかなりシンクロしていますが、この列車は先述の下り16本目に折り返す列車にあたります。

そして、最終列車は、昔も今も岐阜からの直通列車。現在より全体的に15~20分程度早く設定されていました。

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◆ 昭和のダイヤを現行に置き換えてみたら・・・(下り)

さて、昭和と令和の時刻を列車別に見てきましたが、ここからはその昭和当時のダイヤを、令和の現行の時刻に置き換えてみた上で、どうなるのかを見ていきたいと思います。
まずは下り列車から。 ここからは駅の通過についても、昭和のダイヤに合わせてみます。

列車番号 601D 605D 609D 613D 617C 623C 629C 631C 635C 列車番号
多治見 発 622 659 745 821 921 1054 1255 1345 1454 多治見
小泉 〃 627 705 749 828 926 1100 1300 1350 1458 小泉
根本 〃 630 708 753 831 929 1103 1303 1353 1501 根本
姫 〃 634 714 758 836 934 1107 1308 1359 1506
下切 〃 637 718 801 839 1111 1311 1403 1509 下切
可児 〃 642 726 808 847 943 1115 1315 1409 1515 可児
美濃川合 〃 646 730 812 851 947 1119 1319 1413 1519 美濃川合
美濃太田 〃 649 734 815 854 951 1123 1323 1416 1523 美濃太田
終 着 岐阜
1036
岐阜
1202
岐阜
1402
岐阜
1502
終 着

列車番号 637C 643D 645D 651D 655D 663C 667C 673C 列車番号
多治見 発 1521 1653 1729 1832 1912 2031 2110 2232 多治見
小泉 〃 1529 1658 1737 1838 1919 2038 2116 2237 小泉
根本 〃 1532 1700 1741 1841 1922 2041 2119 2240 根本
姫 〃 1536 1706 1748 1849 1931 2047 2127 2245
下切 〃 1709 1752 1853 1935 2051 2131 2248 下切
可児 〃 1544 1714 1758 1858 1941 2056 2136 2253 可児
美濃川合 〃 1548 1718 1802 1902 1945 2100 2140 2257 美濃川合
美濃太田 〃 1552 1722 1806 1905 1949 2104 2143 2300 美濃太田
終 着 岐阜
1807
岐阜
2031
岐阜
2230
岐阜
2342
終 着

概ね全線で1時間に1本程度の運転となっています。また、通過列車のある下切駅については、2時間ほど空く時間帯も・・・。

因みに、根本下切美濃川合の3駅を通過する下り始発列車については、現行ダイヤに該当する列車がないことから割愛しております。

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◆ 昭和のダイヤを現行に置き換えてみたら・・・(上り)

続いては上り列車。 下り以上に通過列車が多いため、このようになります・・・。

列車番号 600D 604D 608D 610D 612D 616C 618C 622C 626C 628C 列車番号
始 発 岐阜
625
岐阜
811
岐阜
908
岐阜
1045
岐阜
1215
始 発
美濃太田 発 544 618 655 718 740 840 901 1006 1124 1251 美濃太田
美濃川合 〃 622 659 744 905 1128 美濃川合
可児 〃 551 626 703 727 749 849 910 1014 1131 1259 可児
下切 〃 631 709 753 914 1136 下切
姫 〃 559 635 713 739 757 858 918 1021 1139 1309
根本 〃 604 640 718 744 803 903 923 1026 1144 1314 根本
小泉 〃 607 645 722 749 807 906 926 1029 1147 1318 小泉
多治見 〃 612 650 727 753 811 910 931 1034 1152 1323 多治見

列車番号 630C 634C 640D 642D 650D 654D 662C 668C 670C 674C 列車番号
始 発 岐阜
1241
岐阜
1345
岐阜
1745
岐阜
2045
岐阜
2215
始 発
美濃太田 発 1324 1435 1605 1637 1750 1831 1950 2110 2127 2301 美濃太田
美濃川合 〃 1328 1439 1609 1641 1754 1835 1954 2114 2131 2305 美濃川合
可児 〃 1332 1443 1614 1649 1758 1840 1959 2118 2136 2309 可児
下切 〃 1336 1447 1619 1654 1803 1844 2004 2123 2140 2313 下切
姫 〃 1340 1451 1622 1705 1807 1849 2008 2127 2145 2318
根本 〃 1345 1455 1626 1709 1812 1854 2013 2132 2150 2322 根本
小泉 〃 1350 1459 1629 1712 1816 1900 2017 2137 2156 2326 小泉
多治見 〃 1355 1503 1634 1717 1821 1904 2022 2141 2200 2330 多治見

先述の通り、下り列車より(営業列車が)2本多い、20本/日 運転されております。 また、通過列車も下りより多く、5本もの通過列車が設定されています。
下りの通過列車は、美濃川合下切の2駅を通過するもののみで、通過する2駅は運転間隔が最大で2時間半空くことも・・・。

また、各駅において1時間に1本も来ない時間帯もありますね・・・。

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◆ まとめ・今後

というわけで、今回は昭和と令和、50年以上の年が離れた太多線の時刻もといダイヤの差異を調べてみましたが・・・

現在の約30分間隔のパターンダイヤでは考えられないようなダイヤで・・・そもそもこの当時にパターンダイヤという概念があったのか?とも思いますが、途中駅を通過する列車があったり、岐阜直通の列車がかなり少なかったりと・・・ 現行のダイヤでは考えられないような発見が色々ありましたね。

時刻以外の様々な変貌も垣間見ることが出来たのではないでしょうか。 そして、列車によっては現行ダイヤとほぼ同時間帯で運転されているものも複数あり、これまた意外な発見だったように思います。

56年の間に、本数は増えて、列車も全て気動車になり、岐阜駅への直通列車も格段に増えて、更にはワンマン運転開始に、車両の改良などなど・・・様々な変貌を遂げてきた太多線。これからの未来はどうなっていくのでしょうか・・・?


さて、今後も当サイトでは、懐かしのダイヤとの比較する企画を、様々な観点からお届け出来たらな・・・と思います。

在宅期間の暇つぶしにでも、お楽しみいただけたら幸いです。 今回もご覧いただきまして、ありがとうございました。

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