TOP > トピックス > キハ75形の日! 3両編成、2両編成になったのはいつ!?
高山線・太多線にやって来て5年。今では路線の顔としてもお馴染みの『キハ75形』。 7月5日はキハ75形の日!? 高山線・太多線内でのキハ75形は、2両編成(×6本)と3両編成(×4)が混在しております。 そして、この各編成に充当される車両は、組み替えなども頻繁にあり、所属の24両すべてが2両だったり3両だったり、日によって様々です。 そこで今回は、今年(2020年)の充当状況から、キハ75形の各車両が、2両・3両の各編成に初めて充当されたのはいつかを振り返っていきたいと思います。 |
【1】 美濃太田車両区のキハ75形をおさらい
【2】 2両編成に充当された車両
【3】 3両編成に充当された車両
【4】 3両になりにくい?いつぶり?
【5】 まとめ
◆ 美濃太田車両区のキハ75形をおさらい
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美濃太田車両区に在籍するキハ75形は、全24両。 このうち、ワンマン運転に対応した車両は18両。 全体の4分の3を占めています。 もっとも、ワンマン運転が主体となる高山線・太多線ですので、 ワンマン対応の車両が多いのは必然と言えるでしょう。 一方で、ワンマン運転非対応の車両はわずか(3編成)6両。 この車両たちの存在こそ、3両編成の要ともなるわけですが・・・ ワンマン非対応の車両でも2両で運用されることがあります。 |
◆ 2両編成に充当された車両
簡単に内訳をご紹介したところで、まずは2両編成から見ていきましょう。
まずは、1月1日(元日)時点で、2両編成に充当されていた車両から。
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いずれも、昨年末から引き続き充当された車両です。 そして祝日のため、2両①運用はありません。 当然ながら全編成ワンマン対応車・・・と思いきや、 快速みえの増結用で1200・1300番台1編成が、年末年始貸出に。 ※ただし、美濃太田管内外の充当のため、ここでは充当にカウントしないこととします。 更に留置の3207・3307編成も、運用入りしてないことから、 元日時点で充当されていた車両は全て3400・3500番台となりました。 |
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翌日、3207・3307編成は営業列車に充当。 3200・3300番台 初の2両編成充当は、3207・3307編成に。 そして、長期貸出から戻ってきた1205、1305は・・・ 美濃太田に戻ってきてからは数日留置された後、 3両編成に組み込まれたことから、2両編成からは一旦遠のき。 元日時点の組成以外では・・・ 1週間後の、 1月8日(水)に3405・3505編成が組み替えの後、2両編成に。 |
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その次に2両編成に充当されたのは、3208・3308編成。 そして、その次に充当されたのは3403・3503編成。 これにより、3400・3500番台の各車両はすべて、 2020年に入ってから2両編成の運用を経験したことになります。 (※実は管理人の入院などがあったことから、実際には、 この日よりも早いタイミングで2両化された可能性もあります。 その点、ご了承下さい。) 確認できている限りでは、1月20日(月)まで3両運用に 就いていたことから、順番は左記の表通りになります。 |
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そして2月に入り、ワンマン対応車では一番遅く、 3206・3306編成が、2両編成の運用に充当。 ワンマン対応車すべての車両が2両編成での運用に就いたのは、 意外にも(?)2月中旬となりました。 この時には、1月に2両編成となっていた車両の一部も、 3両編成に組み替えられ、運用されていました。 |
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そして、残る1200・1300番台なんですが、 元々非ワンマン対応ということもあることから、 美濃太田管内での2両単独の運用は原則ありません。 朝の太多線内における(+2両⑤)増結運用であるのみなので、 2両編成で美濃太田管内の運用に就く機会すら少ないです。 そのため、確認できた限りでの初運用は5月・6月でした。 (※限定的な運用であることからこれよりも前に運用されていた 可能性もあることを予めご留意下さい。) ちなみに1204・1304編成は現在、2両での営業運用は 確認できておりません。(※こちらも先述の事情をご留意下さい。) |
では続いて、3両編成。こちらは先程とは異なり、1200・1300番台が主になってきます。こちらも充当された日が早い順番に見ていきましょう。
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いずれも、昨年末から引き続き充当された車両です。 快速みえの応援で長期貸出されていた1205・1305編成を除き、 1200・1300番台は全て3両編成運用に充当されています。 よく見ると、各番台4両ずつというバランスのとれた(?) 充当状況になっています。 |
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その後、貸し出されていた1205・1305編成も、 数日の留置を経て、1月2週目から3両編成の運用に充当。 更にその翌週にも組み替えがあり、 今度は3402・3502編成が3両編成へ組み替え。 その後すぐには3401・3501編成も組み替えとなり、 ワンマン対応車も相次いで3両編成に充当されていきました。 |
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2月に入り、3404・3504編成が3両編成に。 これで全24両のうち、18両が3両編成に充当されました。 (※組み替え等により、3両充当後に再度2両に戻った編成も有り) 残るは、3207・3307 と 3406・3506 の2編成。 なのですが・・・ これらが3両編成にされるのはしばらくお預けとなり・・・ |
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月日が経つこと4ヶ月・・・。 残り2編成が、3両に組み込まれたのはなんと6月。 美濃太田車両区のキハ75形全ての車両が、 3両編成に組み込まれるまで、約半年かかりました...。 確かに、3207・3307 と 3406・3506 の2本は、 2両編成で見かけるイメージが強かったので、 3両編成に組み込まれているのは、意外な感じもします。 |
◆ 3両になりにくい?いつぶり?
3両編成になるまで時間がかかった(?)最後の2編成ですが、前に3両編成になっていたのは少なくとも昨年の大晦日以前。ということで、いつぶりなのか見てみましょう。
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3207(・3307)編成は、若干空白期間はありますが... 組み替えのタイミングからして、12月6日(金)以来となります。 |
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そして、3406(・3506)編成は、同じく昨年12月。 12月20日(金)以来ですので、これまた半年ぶりになりました。 |
半年間も、2両編成だけで続けてきたレアな2編成。とはいえ、本来キハ75形は2両編成がベースなのですが、3両編成に慣れているからか(?)2両だけで続いている編成が珍しい・・・と感じてしまうかもしれません。
◆ まとめ
ということで今回は、美濃太田車両区のキハ75形の充当状況から特集してみました。データが一部欠けていることもあり、若干まとめるのに難航した部分もありましたが、調べてみると、組み替えが頻繁に行われていながら、3両編成になかなかならない編成もあったりと意外な発見もありました。 名古屋車両区では見られない、美濃太田管内ならではの3両編成のキハ75形。ラッシュ対策でもあり、名物・変態増結(褒めてる)でもある3両編成と2両編成の行き来を、これからも興味深く見ていきたいと思ったりします。 そしてこれからも、日々の状況は可能な限り調べていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。 お読みいただきまして、ありがとうございました。 |